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なぜ?パーマのロッドを巻いたままシャワーで流す理由

 

《髪質改善》《個室型》京都太秦・嵯峨野の美容室アステリスクです。

 

今日のブログテーマは、パーマの「中間水洗」です。


■中間水洗ってなに?


パーマの手順をざっくりと説明すると・・・

 

1、パーマのロッドを巻いて1剤をつける

 

2、しばらく放置する

 

3、中間水洗する

 

4、2剤をつける

 

5、しばらく放置する

 

6、ロッドを外す

 

こんな感じで施術は進んでいきますが、

 

中間水洗は1剤を洗い流すために行います。

 

パーマの中でも大切な工程なのですが、

 

「これ、何のためにロッド付けたまま流してるん?」

「今まで行った美容室では、こんなんしてくれへんかった」

 

と、お客様から言われることがあります。

 

たしかに、ロッドを巻き付けたままシャワーで流すなんて

 

あまり気持ちのいいものではありませんから

 

何でこんなことするん?と思われるのは当然ですね(笑)

 


■中間水洗が必要な理由


パーマの仕組みをとても簡単に言うと

 

1剤に含まれるアルカリ剤や還元剤が、

 

髪を柔らかくして髪の結合を切ります。

 

そして、ロッド巻き付けた形状に合わせて

 

2剤に含まれる酸化剤で再結合させて

 

ウエーブやカールを形成するのですが、

 

この、1剤に含まれているアルカリ剤や

 

還元剤が髪に残留してしまうと・・・

 

・パーマがかかりすぎる

・髪のコシがなくなる

・ウェーブがダレる

・パーマの持続性が低下

 

このような事になるので

 

必死のパッチで洗い流しているのです(笑)


■中間水洗のメリット


中間水洗をする理由をまとめると

 

・還元剤やアルカリ剤を除去によるダメージの軽減。

・ウェーブやカールの持続性向上。

・弾力低下の防止

 

しっかり行うほどパーマの施術時間が長くなって

 

サロンワークの時間的負担が増えるという理由で

 

中間水洗を行わないサロンもあるらしいですが

 

アステリスクでは「中間水洗は当たり前」です。

 

 

これから美容室で中間水洗をされた時は

 

「丁寧にやってくれてるんだな」

 

と思ってもらえれば幸いです(笑)